Carnet de Poche メモ帳
うれしいニュース、おかしな出来事、あれこれ
彼岸への散歩道。

わたしを自転車で追い抜いていったのは、
小学校の担任のヤジジだった。

鰯雲。
川風。

コウモリは、
空の壁を突き抜けられない。

向こうも、いい風が
吹いているといいな。

またね。
皮を剥く。
なんどもなんども皮を剥く。
そして、なんにもなくなった。

のは、ゴリラの玉ねぎ。

剥いても剥いても
まだ、なんにもなくならない。

安心して剥く。
怠けないで剥かないと。
まだまだ茶色の薄皮だ。

ぽろぽろ涙する。
うれしいおやつをいただいた。
こんなときでも、
うれしいときは、ちゃんとうれしい。

大好きな小鳩豆楽。
ころんと小鳥。ほろほろ甘い。

ありがたい。

うれしい気持ちを蒸発させて、
大気のエネルギーの粒になって、
ぱらぱら届けばいい。
さびしいメールに足止めをくらい、
立ち寄ったのは、「3分亭」

ラーメン記念日の翌日。
乾麺のうねうねに感動し。

わたしに3分でなにができる?

1440分の3

惜しむなよな。
夕闇迫るなか、早足で
川っぷちを散歩した。

むんむん草いきれ。
わんわん人以外の声しか聞こえない。

100億年生きる星もいれば、
7日で逝く虫もいる。

だんだん宇宙の一部になる。

わたしは
空を流れる雲になりたいけれど
(窓辺に双手を差し伸べる)

空気の壁に突き当たり、
むやみ飛び交うコウモリに似ている。

8月20日19時2分は、新月でした。

同日19時2分から23時1分は
void time(空の時間)でした。
あとから知りました。

「空くじなし」後日譚。

先日のビンゴで「ただの飴」と言われて、 すごすご持ち帰ったのは、
あめやえいたろう の「スイートリップ」という
2009春の新製品でした。
グロスのかたちの水飴で、 電車の中で取り出して、
ちょっとなめてても 色っぽい感じ? 

まあ、今の部屋の状態では、お掃除ロボは力を発揮できないし
ホームベーカリーも場所とるだけで終わりそうだし
かさばらない分、当たりだったかもね。

と、いい気分になってたら、1週間後、
某古書店で、 また「空くじなし」のくじ引きをすることに。
今度は、はなから期待せず無心でひいたところ、
(無心に無心にと念じるあたり、無心とはいえませんが)

トップ製菓のオリジナル新製品、
「超・怖い話ガム」
が当たりました。

一瞬、納涼。
これも、まあ、当たりと思って
おすそわけ。
夜となく昼となく、おかしな夢にうなされ、目が覚める(寝過ぎ)。
あんまり続いて辛いので、明け方、自己流のお祓いを試みたら、 憑き物が落ちたように、ことんと眠りに落ちた。

以来、寝ている間は平穏無事なのだが、起きるとおかしな現実にうなされる。 物を落とす。物が壊れる。物を忘れる(いつも)。〆切を忘れる(わざと)。割り箸が折れる。転ぶ・・・

極めつけは、先週の日曜日。空くじなしのビンゴ大会で、びりになった。
いや、昔から履歴書の長所・特技欄に「くじ運」と書きそうになるほど、これだけは自信があったのだ。
その日も当然のように、お掃除ロボかホームベーカリーを狙っていたのだ。 が、結果は、飴ひとつ。

どうやら落ちたのは、憑き物ではなく、運のつきだったらしい。
なんでも自己流はよくないね、という話。
オチはなし。

死を思うことは、
恋する気持ちに似ている。
否応なく、生きている自分を実感する。

今月の「絵本ノート」は
死の絵本。

「物質から自由になって、エネルギーに帰る」
(考える絵本2『死』谷川俊太郎文 かるべめぐみ絵 大月書店)
宇宙のあやかし。
invite
ということを教わった。
やさしい人だなあと思った。
今までこの人のことを誤解していた。

ひざのかさぶたをいじらないよう
絆創膏を貼る。
それくらいしか思いつかない
けど、とりあえず「いいこと」をする。
ちょっと思うところあって、
その日のすなおをあらわにする
ということを日課にしたいと思う
46年分、ねじけ続けたゼンマイが切れる前に
すなおの果てに、自由の地平が広がることを願いつつ
ひとつの願かけみたいなものかもしれません
日課、というのがまた、できたことがないんですが

肩に子泣き爺を乗せたまま年が明けました。
晦日の馬鹿力(*12月30日と31日にだけ発揮される、おせちと年賀状にかける集中力のこと)が、あだでした。

染み付いた不摂生を反省しつつ、2009年はがんばります。
どうぞよろしくお願いします。

クリスマスに娘に万歩計をもらいました。
歩数がタクシーメーターに換算されるのがツボで、はりきって無駄に出歩いてます。
暮れの忙しいなか美術館やギャラリーはしごしたり。
郵便局4往復してみたり。

あーあ。今日は軽く2万歩は歩いちゃったわね。
と思って見てみると、おや、4000歩くらいです。
仕事に車で出かけてしまうと、おやおや、やっと600歩くらいです。

おやおやおや。
実は「万歩」ってたいへんなんじゃないの? 
ふだん家で仕事している日は、300歩しか歩いてないんじゃないの? 
ということに今さら気づいて冷や汗かいてます。

どおりで、中国人の整体の先生に、
「あなた脚、筋肉ゼロ。カラダで歩いてない。気持ちで歩いてる」
とか言われちゃうわけです。

そんなこんなで、元旦の明け方、ふと目が覚めると、肩にホッカイロを貼ったまま、腰に万歩計をつけたままベッドで寝ている女がいました。
1年の計が元旦にあるというなら、終わりです。
が、反省の上にも反省を重ね、2009年はがんばります。